【心理学】ハロー効果とは?第一印象が全体評価を支配する理由と注意点
「なんかこの人すごそう」
その一瞬の印象、実はあなたの思考をかなり歪めているかもしれません
この記事では「ハロー効果」について、
・ハロー効果の説明と具体例
・マーケティングでの活用例
・忘れないでほしい注意点
について解説します

ハロー効果とは
みなさんは、社会人と出会ったとき名刺を渡されてこう書いてあったらどう思いますか?
「カスタマー・エクスペリエンス・エンハンスメント・スペシャリスト
美衆院 凌牙(びしゅういん りょうが)」
肩書きが長くてすごそうだし、名前からして貴族なのかな?と思ってしまうはずです
けれど実際は、カスタマー・エクスペリエンス・エンハンスメント・スペシャリストはただのクレーム対応係です。
そして美衆院 凌牙さんは冴えない40代の中年男性だったら…(美衆院 凌牙さんが実在していたら申し訳ありません笑)
最初に描いていたイメージとはだいぶ異なってしまったと思います
これが「ハロー効果」です
つまり、ある1つの目立つ特徴によってその人や物の全体的な評価まで引っ張られてしまう心理現象のことをいい、
見た目が良いから、性格もよさそう
学歴が高いから、規則正しい生活を送っていそう
有名人が使っているから、商品もよさそう
と考えてしまうことです
マーケティングでも使われるハロー効果
ハロー効果はマーケティングにおいて3つの武器を持ちます
①有名人・インフルエンサー起用
有名人の信頼、好感度、実績がそのまま商品のイメージにつながります
例として、大物の女優さんが出演しているCMの化粧品を使えば自分も可愛くなれるという考えにさせたり、保険会社などのお客さんからの信頼が1番大事な企業のCMでは安心感の獲得のために女性を起用するなどです
②パッケージ・デザイン戦略
ブランドイメージのために、高級ブランドの商品のパッケージには重厚感を出す黒やゴールドといった深い色が使われることが多く、安さで売っているチェーン店は親近感を出す原色が使われることが多い
例として、DiorやHERMESのロゴは黒一色が使われ、マックやすき家のロゴは原色が使われています
③最初の一言・第一印象の工夫
人間は見た物の第一印象を0.1~3秒以内に決めてしまうという研究結果も出ているほど印象付けるのが上手い
これを生かすために広告は最初に好印象を与えることで、その後の情報も好意的に受け取ってもらえる
例として、みなさんが必ず緊張する自己紹介は無意識にハロー効果の重要性を理解しているからと言える
ハロー効果の悪用
第一印象が大事。というハロー効果ですが、この心理効果を使った詐欺に注意です
先ほどのカスタマー・エクスペリエンス・エンハンスメント・スペシャリスト 美衆院 凌牙という肩書きと名前の派手さを見て信頼し、勧誘に乗ってはいけません。
美衆院 凌牙だけでなく、
・見た目が立派なだけのサービス
・商品説明が上手な勧誘
・白衣を着てあたかも本物の医者かのような医師もどき
これらの一部の情報だけを見て信じてしまうと詐欺や盗難につながる可能性があります
対策として、
・情報を分解して考える
・1度冷静になって思考しなおす
・「それとこれは何ですか?」と質問しまくる
これだけでも、詐欺としてのハロー効果に振り回されなくなります
みなさんも知識をつけてハロー効果を敵ではなく、味方につけていきましょう!
それでは、また明日~!


